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2007年02月24日(土) 記事No.18
今年は半端でないくらいの暖冬だ。
私は原付バイクをあらゆる行動の主な手段としている。
しかし原付の最大の欠点は冬の寒さへの対処が困難な点だ。
時速60キロ(おいおい!速度オーバーか!?)の極限の運行は
冬の乾いた向かい風にはどんなぜいたくな防寒用品も役立たずである。
そこで冬の行動手段の主役は車と替わる。

だが、この暖冬のせいというかおかげというかは言葉を選ぶのだが、
とにかく原付が大活躍なのだ。
おかげさまで(やはりおかげが適切か!?)、ガソリンにカネをかけずに
すむという節約が私の懐を潤している。

おそらく今後手をほどこさなければ、来年、再来年の冬の主役が
車でなく原付である確率は過去よりも高くなるであろう。
まあそんな確率を計算する必要はさらさらないのだが、
確率という言葉は、競馬好きの私にとっては極めて重要なボキャブラリーだ。

なにせ賭け事とはきっても切れぬ関係で、当たり前だが賭け事は
主催者が勝つ確率が高いように仕組まれている。
だが賭け事に執着する者はそれに気づかないか、気づいていてもそれを認めようと
しない傲慢な態度を貫き通す傾向がある。
理屈で考えるべきものが、感性や情緒が優先してしまう。
なぜなら、的中したときの喜びが体に染み付いてしまうのだ。
そこには物事を公平に考える頭脳は影を潜め、理想と欲に身を委ねてしまうのだ。

そんな危険と隣り合わせの確率について考えさせられる書が今回のエントリー作品だ。





エントリーNO2  アダム・ファウラー 「数学的にありえない

数学的にありえない〈上〉
数学的にありえない〈上〉アダム ファウアー Adam Fawer 矢口 誠

文藝春秋 2006-08
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starシドニィ・シェルダンばりに先が読めないので・・・
starついていけないです…(泣)
starぜひこの変な世界に、皆さんに浸って欲しい

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------------------------------------------
 1位  アダム・ファウラー  「数学的にありえない」 
 2位  宮部みゆき 「名もなき毒」
 3位
 4位
 5位
 6位
 7位
 8位
 9位
10位
------------------------------------------



2006年に新設された「世界スリラー作家クラブ最優秀新人賞」の初代受賞作品となった
本作品。巻末の訳者のあとがきによると著者のアダム・ファウラーは6才の時に両目が失明のおそれ
のある難病に侵され、読書ができなかったという。代わりにいろんな書物を「聴いて」作家になる夢
を持ったそうだ。大学を卒業後はいくつかの企業を渡り歩いたのだが、
ある時期に同じく作家志望の親友の女性が末期ガンに侵され、

「自分が心からしたいことに人生を奉げよう」と決意したとの記述があった。

その作家業出版処女作品が本書というわけで、その著者の夢の最初の一歩を読ませてもらった。

主人公は大学で元は統計学を教えていたディビッド・ケインだったが、
脳機能の障害によって起きる発作性症候群、いわゆる癲癇(てんかん)のために教壇を離れ、
主治医に治療のための薬の処方を受けていた。
その副作用というのだろうか、幻覚、幻聴、幻嗅、既視感により過去、現在を通して未来におきることが
わかるという予知能力を持つようになる。
とはいってもそれは第三者から述べた主人公の姿。本人はこれより起こるありえない出来事を
ある時期まで「幻覚」と位置づける。

一方で、とある実験ついて研究を重ねる謎の科学者トヴァスキー、
未来を予知する方法を発見した国家安全保障局科学技術研究所のフォーサイス所長、
旧ソビエト出身で冷戦時にスパイとしてアメリカに潜入した元CIA女性工作員のナヴァ、


この3人が予知能力を持つといわれるディビッド・ケインに必然的、偶然的に近づこうとする。
そこに至る経緯の中で殺人、爆発、拉致、逃亡.....

近づく目的とそれによって得られる結果は三者三様だが、
そんなスリルを楽しむ一方で、

学問の分野にも深く入り込み、知的好奇心も織り交ぜながらの闊達な討論、議論が登場人物の
会話のいたるところに出てくる。

物理学に精神医学科学に哲学、統計学、そして確率

上下巻もののエンタメ長篇に難しい学問のうんちくが絡むと正直読むことに億劫になりそうな
ところがあった。
確率や統計学といった比較的興味ある分野はまだしも
特に私の苦手分野の物理科学のうんちくはリズムがくずれる。

しかしこの主人公の予知能力に興味を抱く脇役達が科学者や大学教授であり、主人公の病である
癲癇(てんかん)は精神医学や脳の機能に関わる問題だ。
しかも、主人公はなんといっても確率や統計学といった数学の分野に明るいとくれば、
どうしても

数学者パスカル、
精神科医ハンス・ベルガー、
不確定性理論のハイゼンベルク、
決定論のニュートン、
それを反証したダーウィン、
天文学に確率論を取り入れた天体力学のラプラス、
集合的無意識の理論を唱えるユング、
特殊相対性理論のアインシュタイン

といろんな研究者の思想、理論を出さないわけにはいかない。
さらに彼らに近づく学者達は主人公の予知能力がおこる原因を学問的に
証明しようということになる。
ここをどう我慢し、乗り越えるか、もっと楽観的にいえば、どう楽しむか、
いかにそれを物語に横たわるテーマとして軽くとらえられるかで
本書を「読することができるか」あるいは本書に「毒されるか」が決まってしまう。

以前、「四日間の奇蹟」という作品を読む機会があったが、その時に長々と専門分野の
難解語をまじえた文章を読まされて嫌気がさした経験があったので正直少し身構えてしまった。
今回はなんとか持ちこたえることに成功した。

四日間の奇蹟
四日間の奇蹟浅倉 卓弥

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starsミステリー・・・?
stars読後感は最高
starsウケ狙いがミエミエですね
stars奇蹟はより、奇蹟を増して
starsラストまで読んでください

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ちなみに主人公は双子の弟であり、兄ジャスパーは弟とは瓜二つ。
この一卵性双生児のジャスパーも物語のお楽しみには欠かせない。

で、さまざまな場面で主人公ケインの確率を用いての判断に遭遇する。
そしてその確率とそれによって引き起こされるシーンの数々が

数学的にありえない」かどうかとタイトルとにらめっこをするのもまた面白い。


まあ四苦八苦しながらの知的なエンタメ小説は2度読むことでもっと味わいが出て、
諸学問に明るい者にとってはさらにつっこんだ発言ができるかもしれない。
著者の意欲と知的なエンタメとして楽しめた点で
「名もなき毒」より遊べる1冊であった。ごちそうさま。

数学的にありえない〈下〉
数学的にありえない〈下〉アダム ファウアー Adam Fawer 矢口 誠

文藝春秋 2006-08
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star“ありえそうにない”ことを”ありえそう”に描ききったページ・ターナー
star特別優れた小説だとは思えませんが・・・
star白熱出来るゲームに参加出来る下巻

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2007年02月04日(日) 記事No.17

読んだ本の印象度順にランキングを付けたいと思う。
これは普遍的なものではなく、あくまでも個人の枠を出ない
ものである。よって、他人が賛同しないものが上位にくること
もあるだろう。2007年12月にどんな順位になっているかが
楽しみだ。




エントリーNO1  宮部みゆき 「名もなき毒」

名もなき毒
名もなき毒宮部 みゆき

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star好みの問題ですが
starすばらしいです
star「家」の「毒」についてちょっと考えた

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2007年初読みであるため、とりあえずは現在進行形で

------------------------------------------
 1位  宮部みゆき 「名もなき毒」
 2位
 3位
 4位
 5位
 6位
 7位
 8位
 9位
10位
------------------------------------------

となる。今後読む本如何ではこの順位は
激しく入れ替わるだろうし、よい印象度に値する
本に多く巡りあいたいというのが筆者(私)の想いである。





社会派ミステリーというジャンルの泣きどころは、
出版当時は活況を浴びるのであるが、時が経つと読み手の印象が
頭の中からすっからかんになってしまう点だ。

それは時代の移り変わりが激しいほど顕著であり、現代社会が
まさにそうではないか。
昨日親殺し、子殺しがあったかと思えば、今日はバラバラ殺人、
次は放火事件と事件に次ぐ事件、情報に次ぐ情報に人々の脳は
反応することができない。むしろ、とっとと忘れ去った方が受け手に
とっては気楽といえよう。

社会派ミステリー、社会派小説というジャンルは、
当時の社会情勢を背景にした作品であるがために、時が経ち、現代社会にそぐわない
事象がテーマとなると、まったく誰の相手にもされなくなる残酷きわまりない
ハイリスクな類であろう。

では、時代遅れと言われることをどの社会派小説も避けて通れない中、
後世に語り継がれる社会派小説とはどういうものかと考えた。

例えば、30年、50年前の社会を知るために我々はどのような
手段を選ぶか。

・当時のことを人に尋ねる
・当時の映像を見る
・当時の資料・書物を読む

ことが考えられる。過去を生きていない者が過去を語れるはずがない。
だから過去の者、そして物を知る必要がある。
そして以上の3つの手段の中で、

・当時の資料・書物を読む

ことを選んだときにそれが当時の社会派ミステリー、社会派小説であったとしよう。
読んでみて、当時の時代背景のみならず、物事の思考や行動を文面より読み手がうまく
解釈できる小説かつ、書物が執筆当時には解けなかったことを後世にさりげなく問いかけている
ふしがあるならば、それがこのジャンルが後世に残るに値するすばらしい作品
であると筆者(私)は思っている。


ただし残念なことは、30年後ならまだしも、50年後にはその作家はきっと生きては
いない。どれだけ医療や福祉が進んでもだ。


そんな今現在の社会派小説、社会派ミステリーの第一人者の最右翼の1人に挙げられるのが
宮部みゆきとその作品達。
「名もなき毒」は現代の、説明するには困難で不条理な事件や行為、行動を題材に
した社会派ミステリーの1冊。


なぜ説明するには困難で不条理な事件が題材かといえば、まさに今がそんな世の中だからだ。


高度成長期という時代は、国民皆生活行動パターンや目的というものはおおかた決まっていた。
それはやがて固定観念となり、それを少しでもはみ出したりずれたりしなければ、
「普通」という2語で片付けられ、
またその定義づけられた枠を根底に物語、ここで言うなら現代小説は生きていた。

ところが、
90年代後半の経済の破綻とそれを受けての再構築の過程において、多種多様な生活行動パターン
をいわば余儀なくされ、あとづけながらも多様な価値観も認めようじゃないかという風潮も出るように
なった。女性の社会進出や、働き方の多様化などである。
ただ、残念ながら人間というものは最もよい時を基準に考える性癖があり、
多種多様な生活行動パターンや価値観の選択はありながらも、
やはりバブル以前の生活様式が「普通」という意識が動かざること山のごとく、
横たわっており、「普通」という固定観念からはみ出ると、それを軽視する風潮はいまだに残されている。
軽視する風潮とは、さまざまな法律、条令に見受けられ、一方で
古き良き時代への懐かしさと、その時代を知る世代が多く存在することに理由がある。




「普通」という枠の中で生活している者にとっては実はその定義を比して意識しない。
なにを持って「普通」なのかは政府など国が押し付けたがっている定義や数値が目安である。
一方で
それ以外の「普通でない」枠の中で生活している者、ここでは政府など国が押し付けたがっている定義や
数値を満たしていない者は、「普通」を意識するあまり、「普通でない」ことを必要以上に意識する。
先の比してとは、「普通でない」者との比較である。

「普通」というのは定義や数値で決められているのでひとくくりにしやすいが、
「普通でない」のはそれ以外、それ未満であるわけで、いろんな「普通でない」者が存在する。

ここで問題なのが、「普通」=良い、「普通でない」=悪い という考え方だ。

そして気になるのが、よくニュース番組の会話の部分で語られる

「普通、~は.....」

といった一般論だ。メディアに一国民を代表して「普通」を語ってくれと頼んだ覚えもないのに、
例えばありえぬ犯罪事件に「普通目線」を持ち出した単なる「普通」の経験則にしか基づかない
あの語りだ。

「~と考えるのが普通ですよね。なのに...は...」

という解説を聞けば聞くほど 「普通」=良い が思考から離れられない。 

それが日本経済の流れの中でやむなくそうなったとしても、
生活行動や価値観が多様化しているのだ。

にもかかわらず、いつまでたっても
普通 普通 普通 普通 普通......



生活行動や価値観の多様化はおそらく「普通」「普通でない」の線引きをなくすという意味で
非常に肯定的にはとらえたい。
ところが、現実はあいかわらず境界線は引かれたままだ。
「普通でない」者が、政府など国が位置づける「普通」を示すがために、おまけにマスコミが
普通発言を乱発するばかりに

「普通でない」者は
自身の置かれた状況に憂えるばかり気があせり心にゆとりがなくなり、
また「普通」である者も「普通でない」者になりたくがないために
向上心を常に求められて心にゆとりがない。

世に起こる犯罪のほとんどは心にゆとりがない時に発生する気がする。

本書、「名もなき毒」は、
殺人も、自殺も、ストーカーも、いじめも、虐待も病気もなにかしらの原因不明の名前のわからない
「毒」を人間が持った時を前提としたような記述があり、
それは性別、年齢、職業など一切関係なく、体内に侵入する。

よって、本書で語られる一連の事件も名前のわからない得体のしれない「毒」の存在を思考する。
そこが味のあるタイトルだと感じるのだが、
筆者(私)の興味は、やはり本書で語られる「普通」論に目が行く。
それが先の考察であるのだが、まあ、罪を犯すこと自体は「普通」か、「普通でないか」と
問われれば、「普通」=良い、「普通でない」=悪い という考え方に苦言を呈してしまった
以上、「普通でない」=悪いとなってしまうのだが.......

毒に名前があるのなら、その毒の予防や処置の対策も立てられるだろう。
現代社会は、その「毒」が いつ、どこで、どのように人の体内に入り、それが使用されるのかが
わからない。さらにひどいことに、「毒」の名前もわからない。
30年後、50年後に当時の社会を知ろうとする本書の読者がはたしてその「毒」の名前の答えを
言うことができるのか。
それが言えるようになった時、本書の後世への役割は貴重なものとなり、同時にその役割を
毒の名前がわかることによって終えるであろう。


ちなみに今現在、筆者(私)の思う「毒」は、先に触れたように
余裕のなさであり、ゆとりのなさのような気がする。
この回答に宮部みゆきはどんな点数をつけてくれるかはわからないが、そんなに的外れでは
ないと思うのは私のご都合主義であろうか......

名もなき毒
名もなき毒宮部 みゆき

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2007年01月21日(日) 記事No.16
別館takam16もよしなにぃ。

やれやれ。


地球は温暖化が進んでいるとはいうものの、
荻原浩の「四度目の氷河期」の一文を読むと
また何万年後かには氷河期がくるから騒いだところでしょうがないだかなんだか
言っていたのを思い出し、さはあれどと感じる今日この頃、

四度目の氷河期
四度目の氷河期荻原 浩

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stars荻原節
starsう~~ん、消化不良かなあ。アイデンティティ喪失はむしろ普通の方が深刻なのでは
starsみにくいアヒルの子?
starsブラボー
starsこういういい本にめぐり合えるから、読書はやめられません

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どうも寝起きがすっきりせぬのが個人的に気になる。

冬の季節の到来に比例するように最近布団から出るのが「いや~ん」と体が反応する
のがまことに気になる。

おかげで朝5時起きのウォーキング(詳しくは4時40分起き)がまったく行えない期間が
1ヶ月続いている。
とにかく寒いのだ。ギャグが寒いと最近言われたことへのショックは横に置くとしても
とにかく寒くて布団から出られないのだ。


そういえば、今年の目標を一応立てたので発表するには

「ときどきがんばり、しばしば逃げる。」


である。
がんばることを応援することをマスコミが日本人のあるべき姿として無料の誇大広告のごとく
ニュースで流れるにつれ、
日本人の価値観の集団的押し付けにしか見えない報道、特にフジテレビあたりの精神論的報道に
いいかげんシラけてしまい、もうラクな目標でいいだろ、と感じたのが


「ときどきがんばり、しばしば逃げる。」


ということなのだが、
例えば、温暖化といっても朝5時ははっきり言ってまだまだ鳥肌もので、自身の体温も低い時間帯だ。
そこで冬の寒さを認めて、ウォークになど出ず、つまりはしばしば逃げるのだが、
とりあえず起きるだけ起きて
布団の中で体が温まるのを待つという方法をとることにした。
具体的には、寝ながら読書だ。

こうみえても、過去には読書感想などのブログもチョロリと更新していたので、嫌いではないのだが、
だからといって趣味でもない。
趣味は10年前にはやったペンパルフレンドを作ろうという名目だったかどうか忘れたが、
ロンドン在住のペンパルフレンドがすこぶるイングランドのフットボールクラブ、
CHELSEA(チェルシー)に熱き魂を注ぐ奴で、そんなメールがいつも送られてきたために
いつのまにか自分もチェルシーに毒されてファンになってしまい、
今では毎週水曜夜11時からのJスポーツ、 「 CHELSEA TV 」
でチェルシーを応援することとなっている。
日頃のストレスを発散するには最良のアイテムの1つとなっている。
まあそれはよい。


話は寝ながら読書だった。
いま読んでいるのが
司馬遼太郎の「世に棲む日日」。

世に棲む日日〈1〉
世に棲む日日〈1〉司馬 遼太郎

文藝春秋 2003-03
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おすすめ平均 star
star幕末、激動の長州藩を紐解く本
star長州における高杉晋作人気の理由
star明快な人物像、奔流のような歴史

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今の山口県あたりを拠点としていた長州藩の幕末の役割を3冊にわたる司馬的人間観察、司馬的人文地理、
司馬的歴史考察を交えながら読者を唸らせてくれるのが本書だが、
問題が1つある。司馬遼太郎の数ある作品の中で、この作品はどうも

眠いときに読むとさらに眠くなるのだ。

物語る小説ではなく、あくまでも司馬的な思考がサンドウィッチにはさむ具、時にはレタスのごとくあっさりと、
時にはカツごとくこってりと、さらにはからしマヨネーズも満載というようにもれなくついてまわるため、
本来はその「司馬節」が魅力の歴史小説が、眠いがために横道にそれすぎやろ!とツッコみたくなるのだ。
眠いにもかかわらずである。
ちなみに筆者の私は大阪の人間なため、たまに出る大阪弁は許してもらいたい。
しかし、そのツッコミに飽きた時、睡魔が体をむしばむのだ。

5時に起き、布団の中で読書をしながら、睡魔が襲い、2度寝となる。
目が覚めたら時間はすっかり過ぎ去っている。
従って、余計に頑張らなければ遅刻を余儀なくされる。
ときどきがんばるどころか、絶対がんばるに変わってしまう。
まことに悪循環な朝の司馬物語である。


来週以降も がんばるのは少しだけにする。





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2007年01月13日(土) 記事No.15
別館takam16もよしなにぃ。

2週間前に年が明けておめでたい限りなのであるが、
初書きを直木賞予想」と決めている筆者にとっては、
年明けから競馬予想のごとく頭を悩ませる時を過ごさせてもらった。

2007年の第一更新が遅ればせながら1月14日という
ことの言い訳はこの予想が要因だったということから書き出しを
始めさせてもらうことをご了承願いたい。


さて、第136回直木賞の発表は、1月16日(火)のゴールデンタイム頃らしい。

候補作品は2006年6月~11月に発表、または出版された物語である。
正月明けにその候補作が世に出回ったが、候補者達がそれを知るのは12月10日
前後と思われる。6作品が候補作として名乗りをあげた。

-------------------------------------------------------
「空飛ぶタイヤ」 池井戸潤

「失われた町」 三崎亜記

「一瞬の風になれ」 佐藤多佳子

「ひとがた流し」 北村薫

「どれくらいの愛情」 白石一文

「四度目の氷河期」 荻原浩

-------------------------------------------------------


直木賞は出版社の文藝春秋のもとで行われるエンタメ作品の賞レースである。
よって候補作の絞込みは文藝春秋の社員が行うことになっており、
最後まで残った作品を選考委員であるベテラン作家達が集まってごちゃごちゃ
言いあいながら最終的な結論を出す。


過去20年、半年に1度、つまり40回の直木賞が開催され、
うち23回(1度の開催に2人選ばれた場合、1回と考える)を
文藝春秋作品が受賞するという結果が出ている。
もちろん過去20年間合計40回すべて、候補作に文藝春秋作品が含まれている。

実に57・5%の確率で文藝春秋作品が直木賞を受賞する。
しかも、現在のところ

5回連続文藝春秋出版作品が直木賞を受賞し、果たして今回も直木賞は文藝春秋作品なのか
ということにため息まじりながら注目せざるをえなくなる。


文藝春秋作品はホームアドバンテージを十分すぎるぐらい与えられており、
直木賞とは、サッカーでいうならば、文藝春秋スタジアムに目一杯詰め掛けた
文藝春秋サポーターの熱い声援のなかで文藝春秋作品は歓迎され、一方
他の出版社は罵声を浴びせられながら自らのプレーに集中できずに
縮こまらざるをえない状況というわけだ。

果たしてこのアウェーという不利な条件の下、他の出版社が栄光を勝ち取ることが果たして
可能なのかというのが本予想の最大のポイントである。

消去法という形でまずはアウェーの顔ぶれをチェックするとしよう。

失われた町
失われた町三崎 亜記

集英社 2006-11
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おすすめ平均 star
starこれはきついです
starウマさとクサさ
star才能の開花を感じさせる佳作

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3回ぶり2度目の選出となった三崎亜記の作品だ。
著者は現役の市役所勤務の公務員の傍ら、執筆活動を続け、本作が自身3作目と
なるまだまだ新人作家である。平成14年には歴代直木賞受賞者の経歴に多く見られる
「小説すばる新人賞」を
受賞しており期待は高いのだが、今直木賞候補はあまりにも顔ぶれがベテランすぎた。
また、直木賞はあまり現実にありえなさそうな物語や奇想天外な物語に失格の烙印を押したがる
傾向がある。その理由は選考委員がおおいに50~70代の作家達であることと、彼らの多くが普通の
日常にありえそうな小説を好むからだ。
ちなみに出版社は集英社。直木賞との愛称はアウェーながらも良いのだが、
作品が直木賞路線に沿っていないと判断されそうなため、落選。


空飛ぶタイヤ
空飛ぶタイヤ池井戸 潤

実業之日本社 2006-09-15
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おすすめ平均 star
star思わずレビューを書きたくなるほど、満足した!!
star経済小説が好きな人に
star正義は勝つ!な世の中だといいなあ

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実業之日本社は直木賞において、著者をステップアップさせる位置づけである
一方で、著者にNOを突きつけるにはうってつけの出版社である。
例えば宮部みゆきは直木賞受賞の過程で実業之日本社刊「返事はいらない」で自身2度目の候補と
なっている。その作品は落選し、のちに彼女は6回目で直木賞作家となった。
また、伊坂幸太郎は今度こそ今度こそと直木賞を期待されながらも前回の実業之日本社刊「砂漠」で
直木賞がますます遠のいた。
実業之日本社での受賞は過去に例はなく、選出されるのであれば早いうちがなおよい。
その点でいうなら、池井戸潤は今回が初選出である。
銀行出身者の利点を生かし、金融がらみのプチミステリーを書いており、将来文藝春秋社刊という
ホームアドバンテージを得られれば、受賞もまんざらではないだろう。
実業之日本社ではアウェーで勝つことはできない。落選。


ひとがた流し
ひとがた流し北村 薫

朝日新聞社 2006-07
売り上げランキング : 2568

おすすめ平均 star
star人から人へと<思い>がリレーされる物語
star心に余韻の残る作品
star流れるように

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さて、ややこしい作家が選出された。実績十分、最年長57歳北村薫のお出ましである。
おおむね、直木賞選考は点(作品)でなく線(作家)でとらえる傾向がある。
ならば6回ぶり4度目のこの苦労人が受賞に最も近いのは否定できるものではない。
しかしながら、苦労の末の受賞というものにはどうしてもホームアドバンテージの力が
必要である。何度も受賞を逃した作家が日に当たるにはホームの恩恵が不可欠で、
それは例えば今作品が文藝春秋からのものであったり、または過去の受賞経験のうち
1つでも文藝春秋作品があるかということである。
前者では東野圭吾「容疑者Xの献身」がいい例であり、後者では宮部みゆきである。
ちなみに宮部みゆきも苦労人の1人で、直木賞作家になるのに5度辛酸をなめている。
うち1回は文藝春秋作品が含まれており、6回目で受賞となった「理由」は
本作品と同じく、朝日新聞社からの刊行であった。
朝日新聞社から選出される場合、受賞か、2度と選ばれないかのいずれかである。
宮部みゆきは受賞したが、真保裕一は舞台から去った。北村薫の正念場であるが、
文藝春秋のホームアドバンテージが得られないため、答えは真保裕一とする。


一瞬の風になれ 第一部 --イチニツイテ--
一瞬の風になれ 第一部  --イチニツイテ--佐藤 多佳子

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star先頭を行く者だけにわかる喜び
starこれまでに無い心地良さ
star心理描写が色濃く描かれたスポーツ小説

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さあ、期待の作家の登場だ。
児童文学や少年少女小説で自らの実績を積んだ作家は直木賞作家になる可能性が非常に高い。
その理由は、直木賞受賞にふさわしいとされる愛やら命やらつながりやらきずなといった
テーマは児童文学には欠かせないものであり、そこで磨かれた筆力は非常に重宝される。
過去にも、江國香織、村山由佳、唯川恵、山本文緒、最近では森絵都などがおり、
十分な実績の上での選出なために、初選出で受賞ということもありがちだ。
さらに、久々の選出となった講談社は過去に将来の直木賞を多く出し、またアウェーの中で
他出版社中最も受賞率が高い精神的にもタフな出版社として知られている。

初選出初受賞では
金城一紀、
藤原伊織、
佐藤雅美、

初選出が講談社でその後別の出版社で直木賞を受賞した
奥田英朗、
重松清、
乙川優三郎、
桐野夏生、
浅田次郎

と、例は少ないように見えるが他の出版社の例と比べれば断然多い。

しかしである。
本作「一瞬の風になれ」は実は3巻まであるのだ。
そして選考委員の多くがこういう作品を非常に批判する。
なぜだ!

新人は長いものを書くべきではないや、もっと短く書けるのにとかいろんな
御託を並べるも、実のところ
長いのを読むのが面倒くさく、そんなことに時間を裂きたくないだけなのだ。
特にこういう長篇にケチをつけるのが渡辺淳一である。
「愛の流刑地」の1月映画化で本人はひどく多忙かつ、また新たな新聞小説を連載している
せいで、今回はさらに難癖をつけるであろう。そのくせ本人は上下巻モノをきわめて
多く出版している。

よって、佐藤多佳子の今回の受賞は多数決で見送られる可能性がある。
しかし、次に出てきたときは文句なく直木賞作家としてふさわしい。


四度目の氷河期
四度目の氷河期荻原 浩

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starう~~ん、消化不良かなあ。アイデンティティ喪失はむしろ普通の方が深刻なのでは
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さて、アウェーの取を飾るのは、2回ぶり2度目の候補、荻原浩である。
そして今、最も乗りに乗っている作家の1人でもある。
渡辺謙の琴線に触れまくった「明日の記憶」の映画、昨年9月には「僕たちの戦争」の
TVドラマ化も実現した。と、露出の度合いはこのくらいにして、彼の場合には
直木賞受賞者にうまく当てはまるある法則がある。

それは、文藝春秋のライバル新潮社が主催する「山本周五郎賞」にまつわる法則だ。

直木賞側(文藝春秋)にとって山本周五郎賞(新潮社)は、あとからの新参者。
136回目の直木賞に比して、山本賞は19回。山本賞は年に1度の賞だとしても
その歴史には雲泥の差がある。
しかも冠のついている作家山本周五郎は、直木賞の受賞を辞退した人物である。
しかしながら、山本賞受賞作品は決して直木賞に劣らぬ作品が多く、レベルも低くない。

そして直木賞は山本賞に実は強烈な嫉妬を抱いているのである。
その証拠に、山本賞を受賞した作家を直後の直木賞に選出し、落選させるという期限付きの
毒まんじゅうを与えるのだ。
直木賞なんぞまだまだだといわんばかりのこの手口。
ところでこの"期限付き"というには意味があり、
しばらく時が経つと、落選させながらもある程度気になった作家は再度選ばれる傾向がある。
そこで直木賞を獲らせてやる。

一方の山本賞側(新潮社)は、自身が新参者であることをきちんとわきまえているようで、
先に直木賞を受賞した作家を候補作に選出することはまずない。
つまり山本賞は直木賞より格は下であることを自ら認めているわけだ。

さて、①山本賞作家を直木賞候補で一度落として次以降に受賞できた作家は
江國香織
乙川優三郎
重松清
宮部みゆき

といった顔ぶれがいる。

ちなみに、②山本賞受賞後に最初に選ばれた直木賞で受賞した作家もいる。
熊谷達也
京極夏彦
篠田節子
船戸与一

ついでに、③山本賞では落選したが、直木賞を獲った作家もいる。
もし今回受賞できるなら 佐藤多佳子、その他では
三浦しをん
山本文緒
藤田宜永
坂東眞砂子
海老沢泰久
高村薫
伊集院静
小池真理子
宮城谷昌光 (現在の直木賞選考委員)

など。

直木賞予想は山本賞なしには語れないのが現状だ。


受賞すれば荻原浩は①に該当する作家となる。
ちなみに①に記した作家は乙川優三郎以外は文藝春秋出版以外での
出版社での受賞である。
「四度目の氷河期」は新潮社からの出版だ。
では、ライバルから受賞者を出すのはおかしいのではと思うだろうが、
作品それ自体は文藝春秋も否定するものではない。
近年では

130回 江國香織 「号泣する準備はできていた」
129回 石田衣良 「4TEEN フォーティーン」
124回 重松清  「ビタミンF」
115回 乃南アサ 「凍える牙」

もちろん全新潮社候補作から受賞作の確率を出すと他より低くなるのは
多少のライバル心もみられるが、確率が低いということは
新潮社も候補作として名乗りをあげるぶんには他と遜色はないということだ。
先に紹介した4作品と比べると、実績、知名度、旬は兼ね備えており、
作品自体にも非現実的な幻想を描かない今作品は
直木賞に最も近いアウェー作品といえるだろう。
主人公を「僕」とした点が一人称作品を否定する選考委員宮城谷昌光のひんしゅくを
かいかねないが、選考も多数決の世界だ。他作品よりは票を稼ぐことは十分可能と見る。

すると、ホームアドバンテージを存分に見せつける文藝春秋作品を紹介せねばならない。  

どれくらいの愛情
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近年ホームの文藝春秋からはアドバンテージを存分に生かして必ず2~3作品を選出し、
また数うちゃあ当たれの感もあり、それが功を奏したのか、5年連続の受賞なのだが、
今回はこの1作品のみで勝負に出た。

それは、昨今の文藝春秋への身内びいきの批判に応えたものかもしれない。
または、文藝春秋刊行作品に選考委員を唸らせそうな作品が不足していたのかもしれない。

本作品は、直木賞初選出である。
初選出でいきなり直木賞というパターンはそれが文藝春秋作品であってもなくとも、
いくつか存在する。

ただし、文藝春秋1作品のみの選出で、しかもそれが他の新人賞の受賞歴なく、
山本賞の候補歴もないのにいきなりの直木賞候補.....

実はこの白石一文は作家のDNAと文藝春秋のIDを備えた文壇エリートである。
DNAとは父が同じく作家で直木賞歴のある白石一郎。そしてIDとは、彼は
元文藝春秋社の人間である。
つまりはどんな著名な作家を以ってしても超越できないホームアドバンテージがある
というわけだ。
ならばこの勝負、白石一文にあり!!

といきたいところだが、そうは問屋が卸さない。
直木賞の選考は前にも触れたがしばしば点(作品)ではなく、線(作家)で捉えようとする。
作品でいうならば、直木賞候補に選ばれるだけのインパクトを含んでいるし、
周囲の評価もすこぶる高い。
ただし、線で捉えた場合、どうしても本人の評価と父の評価をダブらせてしまう恐れが
ある。線は1人のものであるはずが、親子で1本になってしまうという矛盾である。
なぜならば、父、一郎が受賞した昭和62年時の選考委員である井上ひさし、五木寛之、
渡辺淳一の3人はいまだに選考をしており、父の作品とは時代設定や描写などは異なるものの、
彼らは必ず当時に思いを馳せるはずである。
文藝春秋側としては親子受賞を宣伝文句にグ~ンとうまい商売をしたいところだが、
文壇で親子どんぶりは正直ごめんである。父は受賞までに7回も辛酸をなめた。
将来の直木賞作家としてもう少し温存しておくのが最善であろう。
もしも直木賞受賞なんてことが現実に起これば、直木賞ヤラせ問題が浮上しても
NOとは言えない。
出来レースはもうごめんである。

よって、

136回直木賞は

荻原浩 「四度目の氷河期」 (新潮社)

とする。

念のため、W受賞もありと考え、

荻原浩   「四度目の氷河期」 (新潮社)
佐藤多佳子 「一瞬の風になれ」 (講談社)

の2作を予備予想とする。


アウェーで勝てるということは、直木賞受賞後の将来も期待ができる、
精神的タフさを備えることになる。


以上が予想のすべてである。
これでよいお正月をむかえられそうな気がする。


発表は 1月16日。


それまでごきげんよう。









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2006年12月27日(水) 記事No.14
別館takam16もよしなにぃ。


2006年もまもなく終わろうとしている。
友人知人は1年間の膿や埃を出しきろうと、
ある者は「集い酒」で忘れ、またある者はその場しのぎの掃除にいそしむ。
忙しいと巷が騒ぐのは当たり前だ。普段しないことを12月になって急に
やり出す。あえて多忙にしているのだ。

筆者である私は掃除を11月に済ませ、「集い酒」は極力断った。
行き交う人は酒臭い。だが筆者はペパーミント臭い。

では12月はお暇かと尋ねられるのだが、そうでもない。
合格が義務付けられた資格試験に働かぬ頭を働かせ、したくもない仕事を
休みなくやらされ、非常に受動的な日々を送らされた。


いやいや過ごした12月だが、残るところはあと5日。
年賀状を出す習慣を身に付けていない筆者にとって、しばしのお楽しみが
訪れた。

それは空港で長蛇の列をつくる一員になるわけでもなく、
新幹線の乗車率を1%でもあげる役割を果たすわけでもなく、
帰省渋滞78キロの2m強の1台に加わるつもりもない。

筆者にとってのお楽しみ。
来年1月初旬に決まる「直木賞」予想の季節がこの時期だ。

筆者のこの直木賞予想は今回で3度目となる。
ところが的中した試しがない。
2戦2敗の未勝利。ディープインパクトとは天と地ほどの差をつけられてしまった。
よって次の136回直木賞は、本気で当てに行きたい。
少なくとも年末ジャンボ宝クジよりはよっぽど簡単だ。


過去の予想

135回 前編
135回 後編


134回 結論





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